2026年6月25日7:30頃の岩手県沖で発生した地震(最大震度6強,Mj7.2(Mw6.8)(暫定値),震源深さ44 km(暫定値)(いずれも気象庁))について,10年前に丸太打設により液状化対策を実施した岸壁の被害調査を翌日の25日に実施しました.液状化対策を実施した地点は,推計震度6弱(気象庁)でした.液状化対策を実施した埠頭では,2個所で液状化によって生じる噴砂が確認され,電柱の沈下や,岸壁のせり出しなどが認められましたが,液状化対策を実施した岸壁での変状は認められず,丸太打設による液状化対策の効果があらためて確認されました.

2025年12月8日の地震における液状化対策実施地点から20 m離れた岸壁の変位

2026年6月25日の地震における同じ岸壁の変位.前回の地震よりもさらに3 cm程度変位量が大きくなっている

丸太打設により液状化対策した地点では被害は認められませんでした

液状対策を実施した地点から少し離れた地点では電柱が沈下し,近くでは噴砂が確認できました